人間力

人間力とは「誠実・責任・謙遜」Wonji World社長に聞く【対談】

人間力とは「誠実・責任・謙遜」Wonji World社長に聞く【対談】

貿易会社Wonji World社長のWonjiさんが語った人間力の核心は、「自分らしさ」です。

その自分らしさを支えてきたのが、幼いころから両親に繰り返し伝えられた「誠実」「責任感」「謙遜」という3つの言葉でした。

この記事では、立命塾の対談シリーズ「人間力アップアップ」から、韓国出身の経営者が20年の日本生活で貫いてきた価値観を紹介します。

2026年7月27日公開の対談です。

ゲスト紹介:Wonjiさん(株式会社Wonji World)

Wonjiさんは韓国プサン出身、来日20年の経営者です。

大学まで韓国で学び、大学4年生のときに日本のIT企業で経験したインターンシップをきっかけに来日しました。

その後、東京と大阪の企業で約10年間IT関連の仕事に携わり、続く数年は貿易会社に勤めた後、独立して株式会社Wonji Worldを設立しています。

起業から8年、海外の良品を日本へ、日本の優れた製品を世界へ届ける貿易事業を営む女性経営者で、ロータリークラブでも活動しています。

輸出中心の事業が、なぜ輸入にも広がったのか

Wonjiさんの事業は、日本の商品を海外へ届けることから始まりました。

会社を立ち上げた当初は、日本の化粧品を韓国や中国、ベトナムへ輸出する仕事が中心だったといいます。

老舗企業の商品を扱う韓国側の代理店を務めるなど、輸出の仕事を広げていた矢先、日韓の間で貿易をめぐる摩擦が起こりました。

その影響で商品がまったく動かなくなる時期があったそうです。

さらにそこへ、新型コロナウイルスの流行が重なり、海外への渡航そのものができなくなりました。

それでもインターネットを通じて海外の顧客とやり取りを続け、輸出の仕事を途切れさせなかったといいます。

そうした経験から、輸出だけに頼る事業は変化に弱いと考えるようになりました。

そこで近年力を入れ始めたのが、インテリア雑貨の輸入です。

「ラグ」
「カーペット」
「マット」

これらを主力として輸入を始め、今年からはテーブルウェアの取り扱いにも準備を進めているといいます。

Wonjiさんが人間力と呼ぶものは何か

「人間力とは何だと思いますか」という問いに、Wonjiさんは自分らしさを持っていることだと答えました。

そして自分らしさとは、これまで育ってくる中で大切にしてきたことだと語っています。

Wonjiさんが幼いころから両親に繰り返し言われてきた言葉があります。

「誠実」
「責任感」
「謙遜」

母親からは、それぞれに果たす役割があるのだから、自分がやることには最後まで責任を持ちなさいと伝えられてきました。

父親からは、謙遜であることの大切さを、子どものころから食事の場などで繰り返し聞かされてきたそうです。

父親は高校の教師で、きょうだいの長男という立場もあり、家族の中でその言葉には重みがあったといいます。

Wonjiさんは、この3つの言葉を常に心に置きながら人と向き合っていると話しています。

事業を営むときも、地域の団体で活動するときも同じです。

この3つがなければ、人からの信頼も、良い仕事も、良い人間関係も築けないと考えているといいます。

高校時代に描いた「自分の会社」という夢

Wonjiさんが起業を意識したのは、高校生のころにまでさかのぼります。

将来は自分の会社を作りたいという思いを抱き、当時から会社の印鑑まで用意していたそうです。

なぜそう思ったのかは自分でもうまく説明できないと語りながらも、その思いを持ち続けてきました。

学校の教師だった父のもとで育ちながら、異国である日本で起業するという道を選んだこと自体が、Wonjiさんにとっての自分らしさの表れといえます。

誠実、責任感、謙遜という3つの言葉が、その歩みを支えてきたとWonjiさんは振り返っています。

よくある質問(FAQ)

Q. Wonjiさんが考える人間力とは何ですか?

自分らしさを持っていることだと語っています。

その自分らしさを支えるのが、幼いころから両親に伝えられてきた誠実・責任感・謙遜という3つの言葉です。

Q. Wonjiさんの貿易事業ではどんなものを扱っていますか?

もともとは日本の化粧品などを韓国や中国、ベトナムへ輸出する仕事から始まりました。

近年はラグやカーペット、マットなどのインテリア雑貨の輸入にも力を入れています。

Q. なぜ輸出だけでなく輸入にも取り組むようになったのですか?

貿易摩擦や新型コロナウイルスの影響で、輸出だけに頼る事業は変化に弱いと感じたことがきっかけです。

近年は輸入にも事業の柱を広げています。

まとめ

人間力とは、自分らしさを持っていること。

Wonjiさんにとってその自分らしさを支えてきたのは、誠実、責任感、謙遜という、幼いころから両親に伝えられてきた3つの言葉でした。

貿易摩擦やコロナ禍という逆風の中でも、この3つを心に置きながら事業を輸出から輸入へと広げてきました。

あなたが大切にしている自分らしさを支える言葉は、何でしょうか。

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